Shopify無在庫販売なら輸出をおすすめする5つの理由

海外販売

前回は、Shopify無在庫販売による輸出で商品が売れる理由について解説しました。今回は少し視点を変えて、Shopifyの無在庫販売をするなら、海外への輸出がおすすめであると言うことを、5つの理由と共に紹介します。

理由1: 小売り仕入でも価格差が取れる

せどりや転売などの国内販売であっても、小売り仕入で価格差は取れます。それでも、例えば普通にアマゾン等のECサイトを購入したものをそのまま販売しただけでは、価格差を取ることはかなり難しいです。

海外への越境ECであれば、小売り仕入でもそれに利益を上乗せして販売することが容易です。

いつでも利用できるECサイトからの小売り仕入が可能なことで、扱える商材の幅も広がります。これは無在庫販売を行なう上では重要なポイントとなり、無在庫でも利益を出せる商材を見つけやすくなります。

また資金や経験が少ない初心者であっても、小売り仕入で問題が無ければ参入がしやすくなります。結果的に初心者が選択しやすい無在庫販売との相性が良いことになります。

ネットショップで注文が可能であれば、副業などスキマ時間を使った運用も可能となります。また仕入れ先の確保もしやすくなります。在庫が確保しやすい商材を選べば、仕入が出来ないことによるキャンセルリスクも減らすことが出来ます。

理由2: 配送に時間がかかっても良い

無在庫販売の1つの問題が、発送までに時間がかかると言うことです。在庫が手元に無いことで、どうして発送までには時間がかかってしまいます。

国内向けの販売であれば、注文を受ければ当日~翌日に発送することが当たり前の中、2~3日でも待たせてしまうと、遅いショップと思われてしまうでしょう。

これが海外向けの越境ECであれば、そもそも配送に時間がかかることが前提となります。そのため、2~3日程度発送までに時間がかかることは、大きな問題にはなりません。

加えて、日本にいることも大きなメリットとなります。国内の大手ECサイトであれば注文当日~翌日までに発送してくれ、配送網も整っていることから、商品が届くまでの日数も翌日~翌々日までと非常に早く手に入れることが出来ます。海外では商品の発送までに待たされた上に、手元に届くまでさらに時間がかかることも珍しくはありません。

越境ECにより、配送に関するデメリットを吸収した上で、利点は最大限活かせるようになるのです。

理由3: 送料をとっての迅速配送が可能

配送に時間がかかっても良いことを上でおすすめ理由に挙げましたが、「送料」を加算しても良ければ、迅速(1~2営業日)の迅速配送も可能です。

購入者にとっては海外からの発送であるため、ある程度の送料がかかることは想定されます。海外への発送であっても、FedExやDHLを使えば、地域によっては翌営業日に配達することも可能です。

アメリカなど国土が広い国などは、そもそも国内でのネット注文であっても日数がかかることが当たり前であったり、早く配達してもらおうと思うと高額な送料が必要であったりします。

高額な送料は、購入者からするとデメリットでもあります。越境ECでは、どうしても「送料無料」などの施策はとりづらいのです。

一方でどうせ送料がかかるという前提であれば、日本国内向けの販売とは違い、ある程度の送料を取ることが出来、それにより配達が遅いという弱点をカバーすることも出来るのです。

理由4: SEOがやりやすい

無在庫販売ではある程度の商品を登録していくことになります。

商品数が多いことは、SEOにとって有利となります。国内向け販売でもそれは当てはまるのですが、海外向けの販売であれば、さらにそれを「英語」などの他言語に翻訳することで強化出来ます。

翻訳を入れることで、日本ではありふれた商品の名称であっても、ユニーク性を高めることが可能です。また国内での販売では多かったライバルサイトも、海外へ販売することで一気に減らすことが出来ます。

商品数が少ないオリジナル品の販売サイトであれば、こういったあまりメリットは大きくいかも知れませんが、数が多い無在庫販売であれば、商品を登録するだけでロングテールのキーワードを大量に追加できることを意味します。

無在庫販売にとって「集客」は1つの課題ですが、輸出無在庫販売では、それをうまく解決する施策をSEOで取ることが出来るのです。

理由5: eBayとの連携

Shopifyは、アプリなどで連携して管理画面で「販売チャネル」を追加することが出来ます。

その中の1つとして、「eBay」との連携が可能です。いくつかの設定をすれば、在庫や価格情報を簡単にShopifyと共有できます。

海外への無在庫販売でeBayを利用している人も少なくないため、Shopifyと連携できることは、販売対象を拡大できるのと同時に、管理の手間も下げることが出来ます。

Amazonでの初心者による出品のハードルが高くなる中で、eBayを選ぶ人にとっては、Shopifyによる無在庫輸出は相性が良いプラットフォームの1つと言えるでしょう。

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